尾野上町(読み)おのえまち

日本歴史地名大系 「尾野上町」の解説

尾野上町
おのえまち

[現在地名]福江市幸町さいわいまち

福江城の西、開田ひらきだ町の西にあたる。寛永一一年(一六三四)福江直りに伴って町割が行われた屋敷町の一つで、同年の屋敷数七(五島編年史)。嘉永五年(一八五二)福江市中で痿腹が流行、九月三〇日に八幡宮の神輿渡御があり、「かどや」・尾野上町・開田町三尾野みおの町・下野しもの町・石橋いしばし町・殿向とのむかいやまなかなど二七座で市神楽が奏されたという(「住吉神社旧記」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android