開田町(読み)ひらきだちよう

日本歴史地名大系 「開田町」の解説

開田町
ひらきだちよう

[現在地名]福江市福江町 開田町、末広町すえひろまち

福江城の北西に位置する。寛永一一年(一六三四)福江直りに伴って町割が行われた町の一つで、同年の屋敷数一〇(五島編年史)。安政五年(一八五八)虎列剌(トンコロリン)が大流行、開田町など四二座による八幡宮神楽が奏されている(「住吉神社旧記」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android