尾張町二丁目(読み)おわりちようにちようめ

日本歴史地名大系 「尾張町二丁目」の解説

尾張町二丁目
おわりちようにちようめ

[現在地名]中央区銀座ぎんざ六丁目

尾張町一丁目元地の南に続く両側町。東は三十間堀さんじつけんぼり六丁目、南は竹川たけかわ町、西は南鍋みなみなべ町二丁目・守山もりやま町。承応江戸絵図に尾張町の「同二丁メ」とみえる。安永三年小間附町鑑によれば京間で一二一間二尺五寸、公役銀を納めていた。名主新両替しんりようがえ町一丁目などと同じ。元禄二年(一六八九)の江戸図鑑綱目によれば経師の大経師左京、能小鼓の幸清次郎が居住していた。ほかに「江戸惣鹿子名所大全」には太物屋・指物屋があるとされ、面打の出目洞伯・出目杢之助、蝋燭屋いせや兵左衛門、檜物屋の源兵衛らがみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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