尻括・後括(読み)しりくくり

精選版 日本国語大辞典 「尻括・後括」の意味・読み・例文・類語

しり‐くくり【尻括・後括】

〘名〙
物事をきちんとさいごまで、まとめあげること。後始末をちゃんとつけること。物事の結びをつけること。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「肝心の後括(シリククリ)が出来なくてメチャメチャになって了(しま)ふ」
② 瓜などの蔓の末端に実がなること。また、そのもの。うらなり。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「つるやわなからす瓜にも尻(シリ)くくり〈西武〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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