小野平村(読み)おのひらむら

日本歴史地名大系 「小野平村」の解説

小野平村
おのひらむら

[現在地名]芸濃町小野平

雲林院うじい村の南に位置する。きようヶ峰(八一九・三メートル)水源として東流するたき川の左岸にある。「神鳳鈔」に「二宮小野平御厨六丁、各九斗、六九十二月」とあり、室町期は雲林院氏の勢力下にあり、その菩提寺廃仙幢せんとう寺は曹洞宗を奉じ、一時は寺運隆盛であったという(安西郷土誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android