小野一里塚(読み)おのいちりづか

日本歴史地名大系 「小野一里塚」の解説

小野一里塚
おのいちりづか

[現在地名]下関市大字小野

小野の北部、字高道こうどうの小高い所にある。旧萩街道(長府街道)の石垣側に小石を積み上げて作られた高さ約二・五メートル、直径五―六メートルの塚。

寛保三年(一七四三)七月、長府藩領内に里標を立てることになり、里数町数などは萩本藩に従ったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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