日本大百科全書(ニッポニカ) 「小菅(村)」の意味・わかりやすい解説 小菅(村)こすげ 山梨県北東部、北都留郡(きたつるぐん)にある村。多摩川の最上流部、小菅川に沿う山村。小菅川の水源が大菩薩(だいぼさつ)峠となっており、いまも大菩薩嶺(れい)(2057メートル)への登山基地となっている。以前は製炭、コンニャク栽培が主業であったが、いまはコンニャクのほか、ワサビ栽培、ヤマメ・ニジマスの養殖などが行われている。また、機械、電子などの部品小工場も進出している。面積52.78平方キロメートル、人口684(2020)。[横田忠夫][補完資料] | 小菅村の要覧 山梨県小菅村位置図 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例