小筒・竹筒(読み)ささえ

精選版 日本国語大辞典 「小筒・竹筒」の意味・読み・例文・類語

ささ‐え【小筒・竹筒】

〘名〙
① 竹の筒。古く、酒を入れて携帯するのに用いたもの。
※寛永版曾我物語(南北朝頃)一「一門五十余人出立ち、人別ささえ一つ宛にぞ持たせける」
浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)紋尽しかぶろが袖にさげ重の、ささゑしつらひ、ささわくる」
[補注]歴史的かなづかいを「ささへ」とする説があるが、未詳

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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