小福原村(読み)こぶくはらむら

日本歴史地名大系 「小福原村」の解説

小福原村
こぶくはらむら

[現在地名]岬町東中滝ひがしなかだき 小福原

臼井うすい郷の一村で、中滝なかだき福原ふくはら(大福原村)に接する。当村も福原村ともいう。延宝五年(一六七七)の中滝領分知帳(中村家文書)に臼井郷内として福原村とみえ、高九六石、旗本阿部領。同高・同領のまま幕末に至る(旧高旧領取調帳)。同年までの領主変遷臼井村の項参照。延宝七年には田一三町二反余・畑一五町六反余で、年貢は米一七石余・永二貫八六二文。宝暦二年(一七五二)は当見捨二町余で年貢は米八石余、明和二年(一七六五)以降は定免制をとっている(渡辺家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android