小煩(読み)こうるさい

精選版 日本国語大辞典 「小煩」の意味・読み・例文・類語

こ‐うるさ・い【小煩】

〘形口〙 こうるさ・し 〘形ク〙 (「こ」は接頭語) ちょっとうるさい。また、何かにつけ口うるさい。わずらわしい。いとわしい。
評判記・吉原源氏五十四君(1687)玉かつら「いきさつ味になり行ほどにくつ人なんどは小うるさうおぼへ」
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「電車停留場まで出来て小五月蠅(コウルサ)いほど人家稠密になったけれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android