精選版 日本国語大辞典 「小止」の意味・読み・例文・類語
お‐だ・れる を‥【小止】
※妹千代宛吉田松陰書簡‐安政元年(1854)一二月三日「此間当所にて出来たる発句左に出す。〈略〉糸車、手もおだれけり、秋のくれ」
お‐やみ を‥【小止】
〘名〙 雨や雪などが、少しの間降りやむこと。こやみ。
※後撰(951‐953頃)恋一・五三七「をやみせず雨さへ降れば沢水のまさるらんとも思ほゆるかな〈よみ人しらず〉」
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