小樽市史(読み)おたるしし

日本歴史地名大系 「小樽市史」の解説

小樽市史
おたるしし

一一冊 市史編さん室編 小樽市 昭和三三年―平成一二年刊

解説 本書の前に「小樽市史」三巻(昭和一八―一九年)があるが、業務中断後、昭和二七年市制施行三〇周年を期して新たな編纂が企画され、昭和四四年六巻が完成した。昭和六三年、昭和三〇年以降について市史の継続編纂が計画され、平成元年市史編さん室を設け、市制施行七〇周年記念事業の一つとして刊行を予定。この第七―一〇巻(平成五―一二年)は編目を編年式とせず項目式をとり、かつ信頼すべき資料により事実を克明に記録することに重点を置いた。

構成 第一巻第一編明治維新以前、第二編開拓使及び札幌県時代、第二巻第三編郡役所時代、第四編区制時代(前編)、第三巻同上(後編)、第四―六巻第五編市制時代(上編)(中編)(後編)。以上六巻は、昭和五六年復刻刊行(国書刊行会)。第七巻行政編(上)第一―四編(緒論、総合計画と市勢、議会・選挙・委員及び委員会、市政三〇年)、第八巻行政編(中)第四編市政三〇年、第九巻行政編(下)第四編市政三〇年、第五編都市施設の改造、第一〇巻社会経済・文化編(二冊)、第一編社会経済・第二編文化。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報