小待垣(読み)こまちがき

精選版 日本国語大辞典 「小待垣」の意味・読み・例文・類語

こまち‐がき【小待垣】

〘名〙 袖垣一つ。上・中・下の三段に分かれ、下段二つ割にした竹を組み、中段は葦または萩を用いて、そこに角形ののぞき窓などをつけたもの。上段は、透かし欄間にする。〔石組園生八重垣伝(1827)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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