小広田村(読み)こひろたむら

日本歴史地名大系 「小広田村」の解説

小広田村
こひろたむら

[現在地名]柏崎市旧広田きゆうひろた

東は塚山つかやま峠を越えて三島さんとう塚野山つかのやま(現越路町)、西は山澗やまだに村、南は北条きたじよう村、北は大広田おおひろた村。大広田村に対して小広田村とよばれたが、江戸末期に古広田村・旧広田村と呼称した。天保郷帳では一村で広田村。近世は初め高田藩に属したが、元和二年(一六一六)から幕末まで椎谷藩に属し、大広田村と支配を異にした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android