小山文書(読み)おやまもんじよ

日本歴史地名大系 「小山文書」の解説

小山文書
おやまもんじよ

解説 鎌倉時代下野守護を代々相承した藤原秀郷流の豪族小山氏に伝来した文書関東・古河両公方の書状などがある。一八世紀前半頃に小山修理亮(秀堅もしくはその子秀明)によって九七通の写本が作成され、国立公文書館に「小山氏文書」として所蔵される。そのうち三六通の原本は小山市内の小山泰朝氏が、そのほか一通を柿沼幸衛氏が所蔵する。

活字本栃木県史」史料編中世一

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android