小僧・少僧(読み)しょうそう

精選版 日本国語大辞典 「小僧・少僧」の意味・読み・例文・類語

しょう‐そう セウ‥【小僧・少僧】

[1] 年少の僧。こぞう。また、一般に僧をさげすんでいう語。
続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰「方今小僧行基并弟子等、零畳街衢妄説罪福」 〔黄庭堅‐題黙軒和遵老詩〕
[2] 〘代名〙 自称僧侶自分をへりくだっていう語。拙僧愚僧
東寺百合文書‐い・康和元年(1099)閏九月一一日・明法博士中原範政重勘文案「東寺者、先帝被属少僧之伽藍也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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