精選版 日本国語大辞典 「小乱」の意味・読み・例文・類語
こ‐みだれ【小乱】
〘名〙 刀剣の刃文の一つ。直刃に交わる乱れの調子が小さいもの。焼幅が小さく複雑な模様になっている。伯耆(ほうき)安綱・真守(さねもり)、三条宗近、粟田口国安などにみられる。新刀では写し以外にみられない。
※刀剣目利書(1618)「小乱に足をそろへ道永ヤキバの風情なるも多し」
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