小中居村(読み)こなかいむら

日本歴史地名大系 「小中居村」の解説

小中居村
こなかいむら

[現在地名]川越市小中居

大中居おおなかい村の東の低地に立地。大中居村境一帯に古代の条里遺構が残る。検地は慶安元年(一六四八)に実施された(風土記稿)。田園簿に村名がみえ、田高二五二石余・畑高八二石余、ほかに野銭永五〇〇文を上納、川越藩領(幕末に至る)。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では高三九四石余、反別田三一町五反余・畑一四町二反余、ほかに開発分高六〇石余(反別田四町八反余・畑二町二反余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android