小上村(読み)こがみむら

日本歴史地名大系 「小上村」の解説

小上村
こがみむら

[現在地名]松任市小上町

宮丸みやまる村・米永よねなが村の南西に位置し、山島やまじま用水(南川)が流れる。中世には柏野かしわのに含まれたと伝える(皇国地誌)正保郷帳によると高二五五石余、田方一六町七反余・畑方三反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二六二石、免五ツ一歩、小物成は鳥役五匁(ただし鷹場につき免除)であった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報