小な(読み)ちいさな

精選版 日本国語大辞典 「小な」の意味・読み・例文・類語

ちいさ‐な ちひさ‥【小な】

連体
体積容積面積などが小である。
※雑俳・柳多留‐一八(1783)「ちいさな納豆百兵衛どのへ遣り」
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部「矮小(チヒサ)体躯
② 程度、度合などが小である。また、年齢が低い。幼い。
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「四人りのなけき気のちいさな二人り」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「小(チイ)さな時分から気儘八百に育た物だから」

ちいちゃ‐な ちひちゃ‥【小な】

〘連体〙 「ちいさな(小━)」の変化した語。
※童謡・ちひちゃな風(1926)〈水谷まさる〉「ちひちゃな風は どうしたの?」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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