射水御厨(読み)いみずのみくりや

日本歴史地名大系 「射水御厨」の解説

射水御厨
いみずのみくりや

射水郡内に所在した伊勢神宮領。建久三年(一一九二)八月日の伊勢大神宮神領注文(神宮文庫所蔵文書)に「射水御厨」とみえ、伊勢内宮に属する「往古建立」の御厨で、供祭物として「御贄鮭百、生鮭五十隻」を供進していたが、「近年号有国妨、不勤進供進上分之」という状態になっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android