対答(読み)たいとう

精選版 日本国語大辞典 「対答」の意味・読み・例文・類語

たい‐とう ‥タフ【対答】

〘名〙
① 他からの問いかけに答えること。応答すること。返答。〔文明本節用集(室町中)〕
開国の御沙汰書‐慶応四年(1868)一月一五日「祖宗先帝之神霊に対答可遊叡慮候間」 〔嵆康‐幽憤詩〕
相手期待願望を裏切らないこと。他の要望にこたえること。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四「嗚呼汝夙夜心を尽し思を焦し勉て征夷府の職掌を尽し天下人民の企望に対答(タイタフ)せよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「対答」の読み・字形・画数・意味

【対答】たいとう

答える。

字通「対」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android