寺田治郎(読み)てらだ じろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺田治郎」の解説

寺田治郎 てらだ-じろう

1915-2002 昭和時代後期の裁判官
大正4年11月4日生まれ。大津地裁所長,最高裁事務総長,東京高裁長官などをへて,昭和55年最高裁の判事,57年長官となる。56年夜間離着陸差し止めの訴えを却下した大阪空港騒音公害訴訟の判決では国側寄りの意見をのべ,60年の衆議院定数訴訟判決では定数配分規定を違憲とした。同年退官。平成14年3月17日死去。86歳。愛知県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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