デジタル大辞泉
「寥落」の意味・読み・例文・類語
りょう‐らく〔レウ‐〕【×寥落】
荒れ果ててすさまじいこと。荒廃すること。
「凡て戦争は―を持来たす」〈独歩・愛弟通信〉
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りょう‐らく レウ‥【寥落】
〘名〙 (形動)
① まばらでもの寂しいこと。また、そのさま。
※寛斎
先生遺稿(1821)四・無絃至自五瀬談詩数日慨然有贈「寥落江湖旧社盟、相逢重作
二不平
一鳴」
② 落ちぶれること。荒廃すること。あれはててすさまじいこと。また、そのさま。
※蘭室先生詩文集(1818)平敦盛墓「当時玉笛今寥落、独有三莓苔封二古丘一」
※愛弟通信(1894‐95)〈
国木田独歩〉大連湾進撃「凡て戦争は寥落
(レウラク)を持来たす」 〔白居易‐池上〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「寥落」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報