寄居・倚居(読み)よりいる

精選版 日本国語大辞典 「寄居・倚居」の意味・読み・例文・類語

より‐・いる ‥ゐる【寄居・倚居】

〘自ア上一(ワ上一)〙
① 物によりかかってすわる。物にもたれてすわる。また、物によりかかってやすむ。
※天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「却き蒲団(わらふた)に倚(ヨリヰ)ていよいよ励む」
近く寄り添ってすわる。また、近寄ってひざまずく。
徒然草(1331頃)五三「親しき者、老いたる母など、枕上によりゐて泣き悲しめども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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