デジタル大辞泉
「家女」の意味・読み・例文・類語
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か‐じょ ‥ヂョ【家女】
〘名〙
① その家にいる女。家つきの娘。
※
三代実録‐貞観八年(866)三月四日「麻呂天平年中為
二造守使
一。麻呂通
二寺家女赤湏
一。生
二漬貞等
一」
② 養子との婚姻、または婿養子縁組の時、養子から見て
養親の家にいる女子。昭和二二年(
一九四七)五月三日以後、「家」の
廃止に伴い、その
観念もしだいに消滅した。
※
民法(明治二九年)(1896)八一三条「
夫婦の
一方は左の場合に限り離婚の訴を提起することを得。〈略〉養子か家女と婚姻を為したる場合に於て離婚若くは婚姻の取消ありたるとき」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報