宮闈・宮囲(読み)きゅうい

精選版 日本国語大辞典 「宮闈・宮囲」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐い ‥ヰ【宮闈・宮囲】

〘名〙 (「闈」は宮中小門) 宮中の奥殿后妃居所。また、そこに住む女性後宮(こうきゅう)
菅家文草(900頃)一・賦得躬桑「宮闈修内礼、春事記躬桑
保元(1220頃か)下「后と申すは、位を宮囲に正しくして、体を君主に等しくす」 〔後漢書‐宦者伝・序〕

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