客路(読み)きゃくろ

精選版 日本国語大辞典 「客路」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐ろ【客路】

〘名〙 旅の道筋旅路(たびじ)旅中
※凌雲集(814)餞右親衛少将軍朝喜通奉使慰撫関東探得臣〈嵯峨天皇〉「郷心杳々切帰想。客路悠々稀故人
源平盛衰記(14C前)三二「帝都を迷ひ出でて客路(キャクロ)にさすらふ上は」 〔王湾‐次北固山下詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「客路」の読み・字形・画数・意味

【客路】きやくろ

旅路。唐・王湾〔北固山の下に次(やど)る〕詩 客路、山の外 行舟水の

字通「客」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報