宝鐸草(読み)ホウチャクソウ

デジタル大辞泉 「宝鐸草」の意味・読み・例文・類語

ほうちゃく‐そう〔‐サウ〕【宝×鐸草】

イヌサフラン科の多年草山地の林の中に生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形。5月ごろ、緑白色の筒状の花を下向きにつけ、あまり開かない。その形が宝鐸に似るところからの名。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「宝鐸草」の意味・読み・例文・類語

ほうちゃく‐そう ‥サウ【宝鐸草】

〘名〙 ユリ科の多年草。各地の暖・温帯林内などの陰地に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。葉は長楕円形で長さ七~一五センチメートル。四~五月、枝の先端葉腋から緑白色の筒状花が一~二個垂れ下がって咲く。果実は径約一センチメートルの球形で黄色に熟す。漢名、淡竹花。《季・夏》 〔俳諧・清鉋(1745頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「宝鐸草」の解説

宝鐸草 (ホウチャクソウ)

学名Disporum sessile
植物。ユリ科の多年草,園芸植物

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