宛行扶持・充行扶持(読み)あてがいぶち

精選版 日本国語大辞典 「宛行扶持・充行扶持」の意味・読み・例文・類語

あてがい‐ぶち あてがひ‥【宛行扶持・充行扶持】

〘名〙
所領俸祿などを与えること。あてがい。のちには領主または雇主使用人の望みには関係なく、一方的に決めた。
先方要求に関係なく、与える側が一方的な条件で与えること。また、そのもの。
※雑俳・柳多留‐一五(1780)「初会にはあてがひぶちをくってゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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