精選版 日本国語大辞典 「宙溜」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐だめ チウ‥【宙溜・中チュウ溜】
〘名〙
① 宙(ちゅう)にささえとどめること。宙に持ちこたえること。宙ぶらりんにすること。
③ 依頼されたもの、また、伝言などを取りつがないで、そのままにしておくこと。
※浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)一「おもてむきは使する顔で、中(チウ)だめに請返答して」
④ ふたしかであやふやなこと。いい加減なこと。でたらめ。
※滑稽本・四十八癖(1812‐18)二「世の中をぐっと中(チウ)だめに悟った所が、マアそんなものさ」
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