宗堂村(読み)そうどうむら

日本歴史地名大系 「宗堂村」の解説

宗堂村
そうどうむら

[現在地名]瀬戸町宗堂

吉井川とすな川の中ほどで、森末もりすえ村の東、孫谷まごたに山東麓の村。北部に一〇町余の御林があった(備前記)。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)吉岡よしおか庄に村名がみえ、寛永備前国絵図では高三三一石余。「備陽記」によると山寄り集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程四里半。田畠三九町三反余、家数五一・人数三五九、池五。枝村に日置へき新田があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android