安蘇村(読み)あそむら

日本歴史地名大系 「安蘇村」の解説

安蘇村
あそむら

[現在地名]美作町安蘇

位田いでん村の南、吉野よしの川右岸に立地し、倉敷往来が通る。北西は岩見田いわみだ村。正保郷帳阿曾あそ村とみえ、田一九五石・畑一一三石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高八八石余・開高三七石余、村位は上。津山藩森氏断絶後は幕府領、元禄一四年甲斐甲府藩主徳川綱豊領、寛延元年(一七四八)播磨三日月藩預、天明七年(一七八七)下総佐倉藩領、寛政六年(一七九四)播磨龍野藩預、天保七年(一八三六)石見浜田藩領、明治元年(一八六八)鶴田藩領(「美作略史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android