安良岡村(読み)やすらおかむら

日本歴史地名大系 「安良岡村」の解説

安良岡村
やすらおかむら

[現在地名]太田市安良岡

東金井ひがしかない村の南、金山かなやま丘陵東の台地上に位置し、東は台之郷だいのごう用水として休泊きゆうはく堀が東境を南流する。天正一四年(一五八六)七月二四日北条氏が高山遠江守に宛行った地に「参貫九百四文 安良岡之内」がみえる(「北条家朱印状」高山満雄氏所蔵文書)。寛文郷帳では館林藩領、田方一〇五石余・畑方一四〇石余。天和二年(一六八二)の分郷配当帳によると、高二五一石余分が旗本秋田領などの二給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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