安田 尚義(読み)ヤスダ ナオヨシ

20世紀日本人名事典 「安田 尚義」の解説

安田 尚義
ヤスダ ナオヨシ

昭和期の歌人



生年
明治17(1884)年4月19日

没年
昭和49(1974)年12月24日

出生地
宮崎県児湯郡

学歴〔年〕
早稲田大学高等師範部卒

経歴
鹿児島県立第一中学校に長年勤めたのち宮崎県文化財委員会委員長。大正2年「潮音」に加わり、峯村国一小田観蛍と並んで太田水穂の高弟三羽ガラスといわれた。同誌顧問、選者を務めた。昭和2年「山茶花」を創刊歌集群落」「尾鈴嶺」、随筆集「森の男」「安田尚義著作選集」などがある。上杉鷹山の研究家でもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android