安原庄(読み)やすはらのしよう

日本歴史地名大系 「安原庄」の解説

安原庄
やすはらのしよう

福井市の東南、安原付近に成立した奈良興福寺領の荘園。御挙状等執筆引付(大乗院文書)に散見されるが、一例を示すと次のとおりである。

<資料は省略されています>

この観応元年(一三五〇)興福寺と某内親王との間で、安原、大屋おおや(現武生市)の両庄をめぐる争論があり、北朝に係属されていたようだが、詳細は不明である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android