デジタル大辞泉
「孟浪」の意味・読み・例文・類語
もう‐ろう〔マウラウ〕【×孟浪】
[名・形動]とりとめのないこと。いいかげんなこと。また、そのさま。
「―思いを構うるまま」〈逍遥・小説神髄〉
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もう‐ろう マウラウ【孟浪】
〘名〙
① (形動) はっきりしたところがなくて、いいかげんなこと。とりとめがないこと。また、そのさま。転じて、
根拠のない
言説。
まんらん。
② (━する) さまようこと。放浪すること。〔廼賢‐巣湖述懐寄四明張子益詩〕
まん‐らん【孟浪】
〘名〙 (形動) (「まん」「らん」は、
それぞれ「孟」「浪」の
唐宋音) みだりなこと。とりとめがないこと。また、そのさま。もうろう。
※東帰集(1364頃)観音賛「孟浪之語不レ足二記録一。有二好事者一備レ紙以需レ書」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「孟浪」の読み・字形・画数・意味
【孟浪】もうろう(まうらう)
とりとめもない。〔荘子、斉物論〕夫子(ふうし)は以て孟浪の言と爲すも、我は以て妙の行と爲すなり。吾子(ごし)(君)以て奚(いかん)と爲す。字通「孟」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報