子に伏し寅に起く(読み)ねにふしとらにおく

精選版 日本国語大辞典 「子に伏し寅に起く」の意味・読み・例文・類語

ね【子】 に 伏(ふ)し寅(とら)に起(お)

子の刻(午前零時ごろ)に寝て、寅の刻(午前四時ごろ)に起きるの意から、きわめて勤勉であることをいう。
謡曲野守(1435頃)「子に臥し寅に起き慣れし、床の眠りも今更に、仮寝の月の影ともに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android