嫣然・艷然(読み)えんぜん

精選版 日本国語大辞典 「嫣然・艷然」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぜん【嫣然・艷然】

〘形動タリ〙 にっこりと笑うさま。多く、美しい女性についていう。
※艸山集(1674)二二・栗「霜後嫣然開口笑、便看猿子満山庭
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一「女の年未だ二八に盈(み)たざれども、顔色嫣然として玉を欺き」 〔宋玉‐登徒子好色賦〕

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