妙有(読み)みょうう

精選版 日本国語大辞典 「妙有」の意味・読み・例文・類語

みょう‐う メウ‥【妙有】

〘名〙 仏語
① 真実の有。相対的な有・無の対立を超えて初めて、その空(くう)の上にこそ存在のほんとうの姿が現われるとするもの。〔法華義疏(7C前)〕
② 真理そのものが永遠に存すること。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉二「無形にして妙有なる神ありと信ずること」

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