デジタル大辞泉
「無形」の意味・読み・例文・類語
む‐けい【無形】
[名・形動]形として現れないこと。また、そのものや、そのさま。「有形無形」⇔有形。
「―なる情緒をしもいとつまびらかに写せしゆえなり」〈逍遥・小説神髄〉
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む‐ぎょう ‥ギャウ【無形】
〘名〙 (形動)
①
仏語。
肉体を持たないこと。形をとらないこと。見ることができないこと。また、そのものやそのさま。
※歌舞伎・勧進帳(1840)「もし無形
(ムギャウ)の陰鬼陽魔、仏法王法に
障碍をなさば、何を以て切り給ふや」 〔
法華経‐随喜功徳品〕
む‐けい【無形】
〘名〙 (形動) 形のないこと。形に現われないこと。また、そのさまやそのもの。
※
醍醐寺文書‐(年月日未詳)(
室町)某書状「散々に候とも、如形たにも候ははと存候処、唯日申候者堅固無形之由申給候間臨
レ期計会無
レ極候」
※
明六雑誌‐三三号(1875)貨幣病根療治録〈
神田孝平〉「貨幣改正の間は宜しく専ら無形無費の
開化を勉むべきなり」 〔
礼記‐曲礼上〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「無形」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報