妖賊（読み）ようぞく

精選版 日本国語大辞典

よう‐ぞく エウ‥【妖賊】

〘名〙 妖術を行なうわるもの。また、時の権力に反逆して国家社会を混乱におとしいれるような賊徒。

※読本・椿説弓張月（1807‐11）残「妖賊(ヨウゾク)に世を陜(せばめ)られ、山林に脱(のが)れ給へども」 〔後漢書‐順冲質帝紀〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【妖賊】よう（えう）ぞく

衆を惑わし乱を爲すもの。〔三国志、呉、孫堅伝〕會稽の妖許昌、句にり、自ら陽皇とす。～衆、を以て數ふ。

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出典　平凡社「普及版 字通」