奸詐・姦詐(読み)かんさ

精選版 日本国語大辞典 「奸詐・姦詐」の意味・読み・例文・類語

かん‐さ【奸詐・姦詐】

〘名〙 (形動) うそをついて人をだましたり、悪い計略をめぐらして人をおとしいれたりすること。また、そのさま。わるだくみ。さぎ。奸偽。
続日本紀‐和銅七年(714)二月辛卯「身苦貧窮、競為姧詐
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九「英国政府は、懦慢・欺偽・姦詐なるを以て、大将の外に在るもの、掣肘矛盾せらるること多く」 〔韓非子‐難一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android