女釜・男釜間欠泉(読み)めがまおがまかんけつせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「女釜・男釜間欠泉」の意味・わかりやすい解説

女釜・男釜間欠泉
めがまおがまかんけつせん

宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鬼首(おにこうべ)温泉にある間欠泉。「雌釜・雄釜」とも書く。荒雄(あらお)岳南麓(ろく)、荒雄川に注ぐ赤沢の最上流部にあり、1952年(昭和27)に特別天然記念物に指定された。女釜は10~30分ごとに約3分間2.5メートルの高さに熱湯噴出、男釜はその上流にあり、10~15分ごとに熱湯を噴出していたが、現在はともに噴出を停止している。

[長谷川典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android