女満別町(読み)めまんべつちよう

日本歴史地名大系 「女満別町」の解説

女満別町
めまんべつちよう

面積:一五九・二四平方キロ

昭和二六年(一九五一)四月、網走郡女満別村が町制を施行して成立。網走支庁管内東部に位置する。北は網走市、東は網走郡東藻琴ひがしもこと村、南は同郡美幌びほろ町、西は常呂ところ端野たんの町に接する。東西約三キロ・南北約九キロ。北部中央は網走湖に面し、中央部を北へ流れる網走川・トマップ川、東部を支流パナクシュベツ川などを合せながら北流する女満別川などが同湖に入る。網走川沿岸には低湿泥炭地が広がり、東部は北西へ傾斜する波状段丘となっている。町域の五割弱が耕地でおもに畑作、三割強を山林が占める。JR石北せきほく本線・国道三九号が網走川と並行して北東から南西へ走り、南東端を国道三三四号、ほぼ中央を主要道道女満別空港線が通る。JR石北本線には女満別駅があり、女満別空港は東京や札幌とを結ぶ拠点として利用されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報