女の足駄にて作れる笛には秋の鹿よる(読み)おんなのあしだにてつくれるふえにはあきのしかよる

精選版 日本国語大辞典 の解説

おんな【女】 の 足駄(あしだ)にて作(つく)れる笛(ふえ)には秋(あき)の鹿(しか)よる

どんな男でも、女のなまめかしい容姿には迷いやすいことのたとえ。
徒然草(1331頃)九「女のはけるあしだにて作れる笛には、秋の鹿、かならずよるとぞ言ひつたへ侍る」

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