奥歯に剣(読み)オクバニツルギ

デジタル大辞泉 「奥歯に剣」の意味・読み・例文・類語

奥歯おくばつるぎ

腹の中では敵意をもちながら、表面には表さないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奥歯に剣」の意味・読み・例文・類語

おくば【奥歯】 に 剣(つるぎ)

相手に対して敵意を持ちながらも、表面には表わさないことにいう。
浄瑠璃源平布引滝(1749)一「御殿(ごてん)でなくばと奥歯に剣、籏(はた)はこやつと睨(にらみ)し眼」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報