奉加帳方式(読み)ホウガチョウホウシキ

デジタル大辞泉 「奉加帳方式」の意味・読み・例文・類語

ほうがちょう‐ほうしき〔ホウガチヤウハウシキ〕【奉加帳方式】

ある集団の中で、その構成員が、付き合いを考慮して、金銭的負担などをさせられること。特に、かつて、経営が破綻しそうな銀行生命保険会社証券会社などの金融機関を救済するために、大蔵省が主導して、他の金融機関に資金を拠出させたことをいうのに用いられる。→護送船団方式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android