太玉串(読み)ふとたまぐし

精選版 日本国語大辞典 「太玉串」の意味・読み・例文・類語

ふと‐たまぐし【太玉串】

〘名〙 (「ふと」は美称) 「たまぐし(玉串)」の美称。
皇太神宮儀式帳(804)「太神宮司太玉串并蘰木綿を捧」

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世界大百科事典(旧版)内の太玉串の言及

【玉串】より

…語義は,手向串(たむけぐし),玉をとりつけた串,御霊(みたま)の串,その他の説がある。美称を冠して,太(ふと)玉串,八十(やそ)玉串ともいう。また,神霊のよりましとして何々神社太玉串というように書かれ,お守や神札にも用いられる。…

※「太玉串」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」