太歳神・大歳神(読み)たいさいじん

精選版 日本国語大辞典 「太歳神・大歳神」の意味・読み・例文・類語

たいさい‐じん【太歳神・大歳神】

〘名〙 (「だいさいじん」とも) 陰陽道でまつる八将神の一つ。歳星(木星)の精に名づけたもの。子(ね)の年には子(北)の方、丑の年には丑(北北東)の方というように、毎年、その年の干支(えと)と同じ方位に遊行し、一二年で一巡する。この神のいる方角は、その年の吉方とされ、その方角に向かって善事をすれば福が来るという。ただし、出陣伐木を忌む。太歳

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